2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧
完成した13尺和風カヌーを仁淀川上流、池川の宮崎の河原で浮かべました。いつ来ても綺麗な水です。竿をさしたら面白い舟だと村田さんのお勧めで竿の練習です。難しい。
梅雨の晴れ間に艪漕ぎで出てみました。木造の漁船を三隻見かけました。
昭和55年に知多市民俗資料館より出版された「打瀬船」、 図面35p写真20p伸子帆シンシホの帆図20p全体で 100ページオーバーの図録です。 伊勢湾三河湾での打瀬漁の方法、船型、帆装、造船に 関する本です。この本があれば打瀬船が建造出来そう…
打瀬網船は各地で改良され、この愛知県型が高性能だったのでこの後、打瀬船を「愛知県」と呼ぶ地域が西日本では多いようです。平面図を見ても鯨舟か最新のレーシングヨットのような形状が見て取れます。
18mmの杉板を今あるタナ板の上に積み上げる方法をどうするか、考えた結果 舟釘オトシクギで矧ぐ事にしました。釘を打っている私の反対側の男性はクギが板を破って出て来ないかをチェックしています。
四万十川舟の乾舷が低いので急流に突っ込むと船内に水が入ります。タナ板を8cmほど継ぎ足す改造に入ります。グリーンレーザーも使って水平に船を固定しました。
高知市長浜の細い道を通っていて新川川に係留してある古い土佐和船を発見しました。きっちりとカバーを掛けているので雨水は入らないでしょう。見える部分から古い船だと分かります。あまり乗らなくなって 放置されているのでしょうか?
和風カヌー完成しました。重量は36kg。ちょっと重くなりました。カラステープの積層部分が密着が悪く、気泡が入っています。FRP積層は簡単そうでなかなか難しいものです。
細かい木工部分の手直しをして後 全体をエポキシ塗装しています。タナ板とカジキの接合部分に幅5cmのガラステープを積層補強して隙間を無くしました。これで完成です。
須崎高校造船科で仁淀川川舟成龍丸を改造しています。元は全長9mでしたが船尾を3m短くしました。新しいトランサムが付いてコンパクトになりました。船台での公道移動が問題なく出来るようになります。